2020-02-04
日曜日と九つの短篇-イメージ画
日曜日と九つの短篇
連城三紀彦 著
見知らぬ男の後妻となるホステス(「日曜日」)、20年前の恋人と再会するやくざ(「裏町」)、腹違いの子を育てる玩具店の女房(「棚の隅」)…。名作『恋文』の直後に書かれ、裏町に住むさまざまな人々の胸の思いをあざやかに掬い上げて、著者の新たなる到達点を示した珠玉の10篇を収録する短篇集。
「BOOK」データベースより
こちらは 東京の千駄木にあるフリュウ・ギャラリーさんのグループ企画展「My Book, My Design」に参加した際の作品その3です。
日曜日と九つの短篇は、北海道の古本市みたいなところで出会いました。確か100円ワゴンに並べられていて、装画( 故・萩原健一 作)が気に入って購入。
連城三紀彦氏の作品についてはこの短編集で初めて知りましたが、話のテンポや特に展望のない結末がわりとMの好みでした。
描いた作品は短編集に収録された「日曜日」。会社が倒産した男と、会ったことのない男と結婚するため帰郷する女が遊園地で遊ぶお話です。
このお話、ドラマティックな展開や何かの救いがある訳でもなく、本当にただただ、そのへんにありそうな日常なのがすごく良いんです。設定は濃いはずなんですが、淡々としているというか。それでいて、どこか空想のお話のような。
何とも不思議な読後感なので、みなさんもぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
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