2020-05-19

フリーランス向け持続化給付金の申請方法

フリーランスのみなさま、持続化給付金の申請はもう済んだでしょうか?
エムラボはGW明けの木曜日に申請をしたのですが、その際にいくつか「あ?…あぁ~~はいはい…なるhあ?」とつまずいた点がありました。

既に申請方法を丁寧に紹介してくださっているサイトも多くあるので、そちらを参考にすれば問題なく申請できるとは思いますが

  • 「手続きという言葉を聞いただけで頭痛がする」
  • 「説明文を読むと3行ごとに20分休憩が必要な体質である」
  • 「申請方法を調べていたはずなのに気づくとハムスター動画を見ていた」

という方向けに、最低限必要な情報に絞った内容で書いてみようかなと。

※持続化給付金の対象は企業も含まれていますが、こちらの記事は2019年以前から開業、青色申告をされているフリーランス向けの内容のみ掲載しております。


申請できる条件

前年同月と比べて売上金額が50%以上減っている月がある人

例えば…

  • 2019年4月売上 60万円
  • 2020年4月売上 31万円

→48%減なので申請不可

  • 2019年2月売上 40万円
  • 2020年2月売上 18万円

→55%減なので申請可能

POINT

  • 給付金の上限は100万円
  • 2020年の1月~12月の売上が対象

申請に必要なもの

下記4点をスキャンまたはスマホで撮影したデータ

  1. 前年の売上を証明するもの
  2. 売上が50%以上減ったことを証明するもの
  3. 給付金を振り込む口座の情報
  4. 本人であることを証明するもの

データ形式は画像(JPGまたはPNG)かPDF指定ですが、わざわざPDFに変換する必要もありませんので画像で問題ないと思います。

①前年の売上を証明するもの
  • 確定申告書第一表(1枚)※収受日付印が押印されていること
  • 所得税青色申告決算書(2枚)

e-taxで申告している方の場合は確定申告書に収受日付印がありませんので、それに替わるものとして上記2点に加えて

  • 受信通知(1枚)

POINT

実はこれこそエムラボ最大のつまずき

「え…受信通知ってなんですか事件」

名称から「e-taxで送信したときにくる受付しましたメールぽい」とは思ったのですが、一体どこにそんなメールが…と調べたところe-taxのメッセージボックスにあると判明。

が、「そもそもe-taxのメッセージボックスって?」となり、とりあえず国税庁のe-taxページを見てみると、確かにありました。

ログインにはマイナンバーカードの情報などが必要ですが、e-taxを利用している方ならすべて揃っているものばかり。準備を整えさっそくボックスへGO!と思ったら「利用可能時間外です」との表示が出て先に進めず。※土日祝はサイトのシステム利用時間外。そして始まるゴールデンウィーク…。

申請受付開始の翌日(5/2 sat)に意気揚々と申請に臨んだものの、結局この「受信通知」のためにゴールデンウィーク明けまで待つしかありませんでした。

②売上が50%以上減ったことを証明するもの
  • 2020年分の対象とする月の売上台帳等

手書きでも会計ソフトでもエクセル表でも可。対象となる【売上月】と【合計金額】が記載されていれば良いようです。

エムラボで使用しているソフトは任意の月のみの売上を表示できない仕様だったため、フリーのエクセルデータを利用して作成しました。

「売上帳 エクセル」とかで検索すれば見つかります。

POINT

エクセルデータではアップロードできないので、画像(JPGまたはPNG)かPDF形式に変換する必要があります。

③給付金を振り込む口座の情報
  • 通帳の写し(表紙+1、2ページめ)

POINT

必要な書類などはスキャンかスマホで撮影した画像(JPGまたはPNG)かPDF形式でアップロードします。

申請サイトでは書類を個別にアップロードする仕様になっているので、いずれの場合も書類ごとに個別のファイルとして保存しておきましょう。

ちなみにエムラボは「通帳の表紙と1、2ページめをひとつのファイルにまとめたほうが親切かな」とフォトショップまで使って統合したのですが、完全に無駄な作業でした。

④本人であることを証明するもの
  • 下記のいずれかひとつ
    1. 運転免許証(両面)
    2. マイナンバーカード(オモテ面のみ)
    3. 住民票の写し+パスポート(顔写真の掲載されているページ
    4. 住民票の写し+各種健康保険証

他にもありますが、ほとんどの方は上記のどれかになると思いますので割愛。

申請はとても簡単

必要なデータ類が揃ったらあとは申請するだけ。正直、面倒くさいのは準備段階です。基本的にはサイトの指示どおりに進めば問題なく完了できると思います。それくらいにはわかりやすいサイト構造になっていると感じました。

こちらの記事はエムラボが申請を行った経験に基づく参考記事になります。これから申請される方は各人の責任において申請を行ってください。本記事を参考に申請を行った結果生じるいかなる不利益に対しても、エムラボは一切の責任を負うものではありません。

POINT

  • 申請完了までは20分程度
  • サイトから仮登録をする(メールアドレスが必要です)
  • 仮登録完了のお知らせメールが届く
  • メール内のリンクURLから本登録(IDおよびパスワード設定)
  • 申請に必要な情報を入力
  • 申請完了(完了しましたメールなどはありません)

気をつけること

申請にあたって気をつける点やエムラボが疑問に感じたことをご参考までに。

給付金は雑収入扱い

帳簿上でも雑収入として記帳が必要です。あくまでも減ったぶんの売上を補うお金ということですね。

ということは、申請後に例年どおり売上があった場合は、給付金のぶんだけ売上が増える=税金が上がるということになります。

売上=売掛金

これは業種によって違いますが、エムラボと同じく制作系フリーランスの方の場合は請求書発行→翌々月振込のようなパターンが多いかと思います。

この場合、申請に用いる売上とは、売掛金(請求書の合計金額)になります。
振り込まれた金額ではなく、源泉徴収税や振込手数料などが引かれていない状態=売掛金です。

めざせ100万円(上限)

雑収入扱いであるとはいえ、先々どうなるかもわからない現状。やっぱり受給額をできるだけ100万円に近づけたいですよね。
そのためには

前年売上-(前年同月比▲50%月の売上×12カ月)が1,000,000円を超える
月の売上で申請する必要があります。

【例えば2019年の事業収入が600万円の場合】

STEP.1600万円から100万円(給付金の上限額)を引く=500万円

この500万円を12カ月で割った金額より売上金額が下であれば給付金が100万になるという訳です。

STEP.2100万円以上になるための売上上限を確認

500万円÷12=416,666.667円 以下であればOKになります。

【STEP.3条件を満たす月があるかを確認

前年と今年の各月売上を比較します。前年の各月売上は、青色申告している場合は申告書の2枚目に記入していると思います。

POINT

申請サイトのほうで自動計算してくれるので、よくわからんという方はとりあえず50%以上売上が減った月の金額で入力してみると、雰囲気が掴みやすいと思います。

※虚偽の内容による申請には罰則がありますので、特に数字関連は正確な情報を入力しましょう。

本記事を書いた理由(おまけ)

という訳で、フリーランス向け持続化給付金の申請方法でした。それなりに説明もしつつ短くまとめてみましたが、実はこの作業はエムラボの普段のお仕事そのままなんですよね。

いわゆる編集という作業。

本記事を作成するにあたっては、下記のことに気をつけながら構成と文章を考えて書きました。

  • 「何を伝える」=「持続化給付金の申請方法」
  • 「誰に伝える」=「これから申請するフリーランスの方」
  • 「どう伝える」=「できるだけ分かりやすく」
  • 「どうすればより伝わる」=「申請に必須ではない情報は極力省く(例:持続化給付金とは?という概要)」
  • 「そもそも伝えることでどうしたい」=「持続化給付金ってなんだか面倒くさそうと感じているフリーランスの方の申請をお手伝いしたい」

読み返してみると、まずまず狙いどおりの内容にまとまった「ひとつの形」にはなったかと思います。「ひとつの形」というのは、結局、課題を解決するための答えというのは、たったひとつの正解があるという訳ではないから。このへんのお話はまた別記事でご紹介できたらなと思います。(いま思いつきました)

先々の仕事がどうなるか見えない状況。給付金でいくぶんかの売上が保証されれば安心ですが、経済が回りだした際にいち早く動きだせるよう準備を整えることは大事です。この記事も、エムラボにとっては営業活動の一環。今だからこそできること、思いついたことはどんどん形にしていければな、と思います。

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